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タロコ国立公園一帯は、タロコゲートから天祥まで地震と台風により甚大な被害を受け、現在、景観スポットや遊歩道は一般に開放されていません。台8号線沿いでは落石や土砂崩れの危険性が依然として高いため、利用する必要が生じた際は危険性を十分に判断し、安全に留意してください。安全を考慮して台湾でも地震の影響を受けていない地方へ行かれることをお勧めします。
 
 1級遊步道を含め遊歩タロコ国立公園東側エリアは(タロコゲート~天祥峽谷エリア)封鎖中です。0403大地震後は損傷が激しく台8線公路沿線峽谷エリアの1級(0級、2級と3級步道一部を含む)遊步道及び景観スポットは利用できません。地震後は落石の危険があります。安全を考慮して已むを得ない場合を除いてこの区域に入るのはやめましょう。

 

以下の遊步道は封鎖中です:

一、 タロコ国立公園管轄台8線(中横公路)沿線、タロコゲート―天祥区間峡谷エリアの封鎖中の遊歩道:

0級遊步道:(1)タロコ台地遊步道

1級遊步道:台8線公路部份:(1)砂卡礑遊步道、布洛灣下台地遊步道: (2)環流丘遊步道及(3)伊達斯遊步道,布洛灣吊橋を含む)、(4)燕子口遊步道、 (5)九曲洞遊步道、(6)綠水遊步道、(7)白楊遊步道。

2級遊步道: (1)得卡倫遊步道 、(2)小錐麓遊步道、(3)長春祠遊步道、(4)豁然亭遊步道

3級步道: (1)錐麓古道、(2)綠水-文山遊步道、(3)大禮-大同遊步道、(4) 4級步道: (1)清水山遊步道

二、タロコ国立公園管轄内台9線(蘇花公路)沿線一部:

1級遊步道: (8)崇德遊步道、(9)匯德遊步道。



2024年4月3日に発生したマグネチュード7.2の地震および10月31日の台風康瑞(コンレイ)の影響により、により重大な被害を受けました。特にタロコ国立公園の東区域台8線タロコ天祥区間(185.4㎞地点―167.7㎞地点)峡谷エリアでは遊歩道並び景観スポット、各設備の破壊、損傷が酷く、旅行に適していません、現在、景観スポットや遊歩道は一般に開放されていません。台8線(中横公路)は現在開通していますが、工事のため交通規制が実施されています。太魯閣ゲートから天祥までの区間は、1日に5回通行可能です。 7:00~8:00 10:00 12:00~13:00 15:00 17:00~17:30 17:30~18:30の間は出口専用(進入不可)となります。 18:30~翌朝7:00は道路が閉鎖されます。台8号線沿いでは落石や土砂崩れの危険性が依然として高いため、利用する必要が生じた際は危険性を十分に判断し、安全に留意してください。

園内では再建修復作業が進行中です。園内の各レジャーエリア、遊歩道は損傷及復旧状況により部分的段階別に開放することになります。0403地震後当園合歓山エリア及び奇萊、南湖山区域、タロコ台地は既に開放しています。タロコビジターセンターは2024年8月21日に再開して、展示、ショートムービー上映、情報提供などのサービスを提供しています。

 その他の区域に関しては台風や地震、落石などの影響を受け作業が延期変更される場合があります。遊歩道や道路の最新の開放状況については当公園公式ウェブサイトのお知らせ[Linkhttps://www.taroko.gov.tw/ja/News.aspx?n=8034&sms=11233

及び道路と遊歩道開放状況[Link] https://www.taroko.gov.tw/ja/TAROKO_HighwayCondition.aspx?n=8033&sms=0

でお確かめください。

  なお公園周辺地域の山や海集落にも崇德集落(崇德ビーチから見上げる清水断崖、原住民の工芸品、地元達基力の料理)、富世集落(タロコ族文化創意エリア、アジアセメント生態公園)、新城旧市街(新城カトリック教会、歴史的建造物や商店、新城堤防)、三棧布拉旦集落(Sanzhan-Pratan village)などの観光スポットがあります。地域の自然や文化風俗に触れてみるのもおすすめです。花蓮バスステーション、新城駅、または太魯閣ビジターセンターから台湾好行観光シャトルバス310号線をご利用いただくことをお勧めします。



自然満喫の旅 九曲洞ハイキングコースの旅(所要時間4~5時間)

モデルルート:九曲洞ハイキングコースの旅

モデルルート:九曲洞ハイキングコースの旅

このコースは約4-5時間かかります。ビジターセンターから布洛湾まで7キロメートル、布洛湾から燕子口まで1.4キロメートル、燕子口から天祥まで9.3キロメートル、天祥から5.5キロメートル戻って九曲洞遊歩道の西口から東口まで約2キロメートル、徒歩で約40分。長春祠まで10.2キロメートル、長春祠から清水断崖まで16.5キロメートル。公園内の移動は車がお薦めです。

プラン案内

魯閣国立公園での滞在時間が限られていても大理石峡谷の壮麗な景観をじっくり見たい方、初めてタロコ国立公園を訪れた方には、このコースがお薦め。ビジターセンターから天祥まで距離にして約19キロメートル、車で30~40分、途中で布洛湾、燕子口の景観スポットに立ち寄り、天祥で折り返して九曲洞へ戻る。トンネルの西口で下車して30分ほど歩くとトンネルの東口に出る (遊歩道片道866メートル)。遠くに錐麓古道を眺めてから車で中部横貫自動車道開設工事中に亡くなった英霊を祭った長春祠へ。峡谷の美を楽しんだ後は、蘇花自動車道に戻る。道路脇にはいくつかの展望台が設けられていて、遠く清水断崖を眺める事ができる。また和仁(台9号線174km地点)と崇徳トンネル北口(台9号線180.4km地点)には海岸へ下りる歩道があり、海辺の植物や石を鑑賞し、壮大な太平洋を眺めることができる。ただこの地域は海底が急に落ち込んでいるので、安全のために波打ち際に近づいたり、水に入ったりしないように注意が必要。

ビジターセンターは峡谷の入り口と立霧渓の河口を見下ろせる台地に建てられています。前後を山に挟まれ、センター前方の花壇には

ビジターセンター

ビジターセンターはタロコ国立公園の自然、人文に関する各種展示、ビデオやスライドの上映、レクチャーなどを通して、国立公園の自然への理解と自然に親しむために必要な情報を提供しています。峡谷に入る前に道路状況、遊歩道の状況などを含め、詳しい情報をここで入手されるようお勧めします。鉄道の新城駅(太魯閣駅)で下車した場合はタクシーで約7分、花蓮駅で下車した場合はバスで約一時間、レンタカーで約30分でビジターセンターに到着します(花蓮駅-ビジターセンター26km)。
ビジターセンター開館時間:午前8:30~午後4:45
夏休み開館時間:午前8:00~午後5:00
休館日:毎月第二月曜日(祝祭日と重なる場合は順延)と旧暦の大晦日 マルチスライド上映、展示館ガイド、インタープリテーターの予約は、電話(03)862-1100#801
またはホームページ:網站
統聯客運(#310) 電話:(03)8310192

ビジターセンターの周囲には遊歩道が設けられています。

太魯閣台地

台9号線(蘇花公路)と台8号線(中部横貫公路)の交差地点の片側に広がる約3ヘクタールの台地。ビジターセンターと国立公園管理事務所と国立公園警察隊事務所が設置されている。中部横貫公路の沿線では、布洛湾、緑水、天祥、西寶などでも同じような河岸段丘地形が見られる。

布洛湾台地には管理ステーションの他、太魯閣族の工芸品展示館、売店、遊歩道が設けられています。

布洛湾台地

昔ここにはタロコ族の集落があり、タロコ族の言葉で「pulowan(こだま)」という地名でよばれていた。 約200年前に西部から中央山脈を越えて移り住んできたタロコ族先住民の前に、紀元前先住民が住んでいた史跡がここで見つかっている。日本統治時代にタロコ人は近隣の富世、崇徳、秀林、三棧に移り住んだ後、戦後1979年から1991年まで栄工処(道路開設工事を担当した政府部門)がここに役所や火薬庫などを設置していた。

自然満喫の旅 白楊ハイキングコースの旅(行程4~5時間)

天祥から西へ800メートルのところにあるトンネルが白楊ハイキングコースのスタート地点です。全長2.1キロメートル、トンネルを7つ通ります。
天祥から西へ800メートルのところにあるトンネルが白楊ハイキングコースのスタート地点です。全長2.1キロメートル、トンネルを7つ通ります。

■ 所要時間 4~5 時間
■ 一般向き

プラン案内

天祥まで自動車(コース入口の前方約50m地点の右下方に駐車場がある)、またはバス(花蓮客運または豊原客運)で行き、さらに中部横貫公路を西に500m進むとハイキングコースの入口がある。ここからは峡谷の景色が堪能できる他、他のハイキングコース(砂卡礑、緑水、九曲洞、長春祠など)と合わせれば、1日のハイキングが楽しめる。

白楊ハイキングコースはタッキリ渓に沿って設けられています。もと水力発電計画のために造られた道は平坦で歩きやすいコースとして親しまれています。

天祥から西に500mほど行った左手にある長さ380mのトンネルから入る。瓦黒爾と塔次基里渓に沿って進み、白楊滝を経てさらに300m先の終点、水濂洞の入り口(水濂洞を入らないように)までの全長2.1キロ、往復約2時間である。ここでは大理石と片岩の岩層、峡谷、滝、渓流、そして先駆植物などが観察できる

自然満喫の旅 緑水ハイキングコースの旅(行程4~5時間)

緑水ハイキングコースは全長2キロメートル、途中原住民耕地跡、クスノキ林、日本統治時に作られた古道、日本人殉職者の慰霊碑などがあります。
緑水ハイキングコースは全長2キロメートル、途中原住民耕地跡、クスノキ林、日本統治時に作られた古道、日本人殉職者の慰霊碑などがあります。

プラン案内

天祥から東への帰り道を2キロほど戻った地点の展示館の横から入る。もちろん天祥へ行く途中に、合流キャンプ場の向いの入口から入ってコースを歩いた後に、天祥で休憩をして、午後には別のコースを歩いてもよい。

緑水コースは、かつての合歓越え道路の主線の一部で、全長1.97キロ、約1時間のコースだ。途中では小川にかかる橋、森林、洞窟、古道、断崖絶壁、岩生植物などが観賞でき、また道路を行き交う車や人を見下ろすこともできる。

緑水は年間を通して穏やかな気候に恵まれ、多様な動植物が生息しています。

緑水管理ステーション

1992年に設立され、慈母橋から文山までの各施設の維持管理と解説、旅行者への情報提供を行なっている。管轄する施設は、緑水地質展示館、合流キャンプ場、緑水下台地中部横貫公路開拓史展示館、そして緑水、白楊、文山温泉のハイキングコース(文山温泉歩道は落石のため、現在閉鎖中)である。
• 緑水管理ステーション開館時間:午前9:00~午後4:00
• 休館日:毎月第一・第三月曜日(祝祭日と重なる場合は順延)と旧暦の大晦日
• スライド上映予約・展示館案内・旅行情報案内は、電話:(03)869-1129
• またはホームページ 網站

合流キャンプ場は無料で使用できます。

合流キャンプ場

天祥から3キロ(台8線173キロ地点)、緑水ハイキングコースの入口の一つ。場内には木造のテント台11と炊飯場、駐車場、照明、公衆トイレ、冷水シャワーが設けられている。使用に登録や予約は必要なく、無料で開放されている。キャンプ用品は自分で用意し、環境や設備を大切に使用していただきたい。