一部区間閉鎖
太魯閣国家公園・燕子口遊憩区の地すべりによる堰止湖の排水完了 ― 中部横貫公路(省道8号線)は本日(10月29日)開通予定
2025年10月17日、太魯閣国家公園の燕子口遊憩区で斜面崩壊が発生し、立霧渓の流路が塞がれて堰止湖が形成されました。その結果、省道8号線の175.5キロ地点にある靳珩トンネルが冠水しました。
本日(10月29日)午前、湖水の導流作業により堰堤が予想どおり崩壊し、水位の低下とともに堰止湖は消失しました。8号線175㎞地点¬―176㎞地点区間(靳珩トンネル及び魯丹橋を含む)では、すでに冠水はありません。
公路局東区養護工程分局太魯閣工務段は、立霧渓の水位が低下し安全上の懸念がないことを確認した後、直ちに作業員と機械を現場に派遣し、施設点検および道路上の土砂除去と洗浄作業を行いました。
8号線は本日(10月29日)17時に通行を再開する見込みです。再開後は、省道8号線の天祥~太魯閣区間において、従来の交通規制(昼間5回の開放および関原~太魯閣区間の夜間閉鎖)を再び実施します。天祥~太魯閣閣口 (167.7㎞地点~184.5㎞地点)区間では早朝の巡回で道路状況が通行可能と認められた場合平日休日を問わず06:30-17:30の時間帯06:30-08:00、10:00-10:05、12:00-13:00、15:00-15:05、17:00-17:30の時間帯を除いて通行止めになります。そのうち10:00と15:00の通行止め解除はゲート前で待機している車両が通過するのを待って通行止めを再開します。17:30から18:30には天祥(167.7㎞地点)と砂卡礑トンネル東口のゲートが閉められます。この時間帯は管制区域を出る車両以外は通行できません。18:30から翌06:30は夜間通行止めになります。
太魯閣工務段は、被災区間を通行する際には十分注意して安全運転を行うよう呼びかけています。
また公路局は、山岳道路では地震・台風・豪雨(または連続降雨)後に崩落や落石が発生しやすく、路況の把握が困難であるため、不要不急の山岳道路通行を控えるようお願いします。気象情報および道路通行情報を随時確認し、事前にスケジュールをたてて対応してください。
最新の道路情報は、公路局「智慧化省道即時資訊服務網」(https://168.thb.gov.tw)またはスマートフォンアプリ「幸福公路APP」、交通情報放送などをご利用ください。
安全運転を心がけましょう。
担当部署: 太魯閣工務段
道路情報問い合わせ: 03-9962683
連絡責任者: 段長 張佩筠(03-8610775)
管理機関:
中部横貫公路(省道8号線)に関するお問い合わせは、太魯閣工務段(03-8610775)または公路局東区養護工程分局(03-9962683)まで。
更新情報:
本情報は2025年10月29日時点のものです。最新の状況については管理機関へお問い合わせください。