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落石の危険性が極めて高いため合歓山への花見は東側のタロコゲート天祥区間を避けて西側から上がってください

  • 更新日:2024-04-25
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2024年4月3日午前7時58分台湾東部海域でマグニチュード7.2の地震が発生、大きな揺れと続く余震によりタロコ園内を走る中橫公路をはじめ、小錐麓、砂卡礑、燕子口、九曲洞等の遊步道や人気観光スポットに甚大な被害が出ました。さらに2024年4月23日にも台湾東部でマグニチュード6クラスの震源の深さが浅い地震が連続して発生した後も道路や遊歩道で落石や崩落が続いています。公園事務所は利用者の安全を確保するため峡谷内の遊歩道はすべて閉鎖しています。

タロコゲートから天祥の約19kmの区間は今回の地震後、最も崩落が激しく極度に不安定な区域になっています。この区域は台湾東部から合歓山エリアに上る唯一のルートでもあることから自動車道に関しては緊急に道路啓開を行い通行できるところまでこぎつけましたが依然落石の危険が極めて高い状態です。折しもこの時期合歓山エリアではニイタカシャクナゲなど高山ツツジの花見シーズンを迎えていますが、安全を期して合歓山エリアへは東部横貫公路からではなく台湾西側から台14甲線を利用ください。

なお合歓山エリア内の遊歩道は山間部にあり天候の変化が大きいことからお花見の際は雨と寒さ対策が必要です。標高が高いこともあって体のコンディションと相談しながら折り返しの時間やポイントを調整し、無理のないハイキングを心がけましょう。