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「2023タロコ峡谷音楽祭」10月28日タロコ台地にて開催

  • 更新日:2023-10-13
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「2023タロコ峡谷音楽祭」を来る10月28日にタロコ台地にて開催します。今年は「山からのエコー」をテーマに優優人神鼓、台北フィルハーモニー交響楽団、原住民歌手伊祭・達道、一好・屴夯、峽谷樂舞團などが出演、大自然と歌や踊りのコンビネーションが山のエコーを届けます。

原住民、交響楽団、優人雲走とバリエーションも豊か

今年の音楽祭は午前と午後の部に分かれて開催されます。午前の部は午前10時30分から12時まで午後の部は午後1時30分から4時までとなります。午前の部では2020年に台湾オリジナルソングコンテスト原住民部門で優勝したタロコ族の歌手一好・屴夯と峡谷樂舞團、台北フィルハーモニー交響楽団が出演します。一好は伝統的なタロコ族の部落で長老にハンターの生活技能を教わって育ち、彼の作品はどれも集落での経験からインスピレーションを得たものです。当日は彼の代表作ともいえる受賞曲、原住民の心中と誇りを歌った《Baswa ni Lihaw大小獵人》をギターと素朴な歌声でお届けします。「峽谷樂舞團」は地元のタロコ族の若者たちで構成されたプロのダンサーチームで、芸術交流を通じてタロコ族の伝統文化の亢進に力を入れています。台北フィルハーモニー交響楽団は10人編成で演出します。

午後の部は優人神鼓が登場します。演出に先立ち午後1時30分から砂卡礑から小錐麓遊步道を通ってタロコ台地まで大自然を体感して静かに「雲行」を行った後、3時から4時にかけて山と水に囲まれた台地で代表作「聽海之心」を披露するほか、タロコ族を代表する歌手伊祭・達道との共演もあります。優人神鼓はタロコ峡谷音楽祭では2016年以来7年ぶりの登場になります。今回は特別に一般の参加者を募って「雲行」を行います。参加をご希望の方は10月4日14:00以降タロコ国立公園のウエブサイトでお申し込みください。先着150名です。

定評の高い野外音楽祭

 タロコ国立公園管理処処長楊金臻によるとタロコ峡谷音楽祭は2002年初回から今年で21年目を迎え、大型野外音楽祭としては高い評価を得ているとのこと。今年は優人神鼓の雲走、背景の幕無しの低いステージなどパフォーマーと近距離で周囲の自然と一体になって音楽を楽しめるような趣向を凝らしました。

 

無料シャトルバス運行

峡谷音楽祭当日10月28日は午前8時から午後5時30分の時間帯タロコ台地は交通規制を行います。一般車両はタロコ台地には乗り入れできません。タロコ管理処は演出時間に合わせて新城(タロコ)駅と会場間の無料シャトルバスを運行します。午前9時から午後5時30分の時間帯新城駅―タロコ台地間を平均10分間の間隔で出発します。昼の休憩時間は沿路のガススタンドにも停車するのでタロコゲート付近でお食事もできます。

イベント当日は新城駅に停車する列車が増便されます。音楽祭にお越しの際は新城駅で下車あるいはマイカーを新城駅に駐車、シャトルバスをご利用ください。なお車いすで利用できるバリアフリーのバスも合わせて運行、会場にはお体が不自由な方用の特別席も用意してあります。タロコ峡谷音楽祭は野外で行うので観客は地面に座る形になります。当日は楽な服装でお越しください。また地面に座る用のシート(地面が濡れている場合があります)、ソフトドリンク(会場に飲料水を用意しています。容器をご持参ください)、暑さ対策グッズ、雨具などをお忘れなくお持ち込みください。またビジターセンターのショートフイルム放映はお休みします。詳しくはウエブサイトまたはFBをご参照ください。