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白楊の滝上流で斜面が大規模崩壊、落石が続く恐れあり 白楊遊歩道入り口から0.95㎞の第一景観デッキでUターン

  • 更新日:2023-01-16
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さる2022年11月11日の深夜白楊の滝の上流にある斜面が崩れ、大量の落石により白楊吊橋と展望デッキ、セメントの橋の一部が破損しました。遊歩道には大量の土砂が積もっています。タロコ管理処は利用者の安全を考慮し崩落エリア付近の遊歩道を一部(第二トンネルから白楊の滝、水簾洞)を封鎖、入り口から0.95㎞の景観デッキ区間のみ開放しています。

崩落発生後、崩落部分の土地を管理する林務局花蓮林区管理処が調査を依頼した国立成功大学の専門家チームの報告では、崩落エリアの岩層は依然不安定で、下流に位置する白楊遊歩道及び吊橋との距離は約700mしかないため、再び崩落が発生した場合、落石がバウンドして吊橋やセメントの橋に落ちる可能性があるうえに、堆積した落石で堰き止められて出来た天然ダムが上流で降った雨により決壊すると遊歩道の利用者に危険が及ぶ恐れがあると指摘されました。

現在白楊遊歩道を利用する際は入り口から0.95㎞地点の景観デッキでUターンすることになります。タロコ管理処は引き続き花蓮林区管理処と連携、専門家チームが封鎖区域の岩層が安定して遊歩道を開放しても安全だと判断したのち、破損した設備の修復を行い、遊歩道を全線開放する予定です。

 

写真1: 白楊遊步道現在一部封鎖(タロコ管理処データ)

写真2: 白楊遊步道第一景観デッキ(タロコ管理処データ)

写真3: 白楊の滝上流上崩壊エリア(タロコ管理処データ)