タロコ国立公園管理事務所が整備を進めていたミニ遊歩道-伊達斯遊歩道がこのほど完成、一般利用者に開放されました。伊達斯遊歩道は布洛灣と燕子口の二か所を連結、バスで訪れた際は布洛灣で下車したのち、伊達斯遊歩道を使って燕子口まで下りて、壮大な大理石の峡谷を鑑賞したり、峡谷の底から上方に掛かる布洛灣吊り橋を見上げたりできます。
「緑に溢れる」伊達斯遊歩道は景色もよし、厚さしのぎにも最適
伊達斯遊歩道は布洛灣台地の斜面に整備された全長約400m標高差120mの遊歩道です。布洛灣側の入り口は布洛灣吊橋の近くにあり、徒歩約15分で中横公路に下ります。棧道と石の階段で整備された遊歩道には手すりも設けられ、鬱蒼と茂った森が夏の強い日差しを遮り、山から吹く風や鳥のさえずり、セミの鳴き声が暑さを和らげてくれるでしょう。
中横公路側の入口は渓畔トンネルと布洛灣トンネルの間にあります。そこから東に行くと渓畔ダム、さらに進むと長春祠、太魯閣ゲートに出ます。遊歩道は道路からは上りになりますが、ゆっくり上っていくと約20分で布洛灣につきます。
漫遊布洛灣+燕子口
布洛灣レジャーエリアでは布洛灣吊橋の上から燕子口の峡谷を下に眺めたり環流丘公園遊歩道散策がてら、布洛灣吊橋や渓畔ダムを眺めたりして大自然を満喫した後、タロコ族を紹介した展示室をのぞいたりしてのんびり過ごすことができます。
写真1: 2022年布洛灣レジャーエリア地図
写真2: 布洛灣レジャーエリア(タロコ管理処データ)
写真3: 伊達斯遊歩道(タロコ管理処データ)