タロコ族は大自然の恵みを受けて山で暮らす中で木琴、口簧琴、歌、ダンス、織物、藤細工など独自の文化を育んできました。タロコ部落音楽会が今年も3月12日(土)を皮切りにタロコ台地で開催されます。
今年は3月12日、6月11日、9月3日、12月3日の4回開催予定で、タロコ族の文化団体及びミュージシャンが出演、80分間に主に伝統の歌や踊り、木琴、口琴、笛などの演奏をはじめタロコ族の言葉で作詞した近代の創作作品を披露します。
上記の歌や踊りの他、タロコ族同禮コミュニティ「歌勒文傳工作室」の協力を得て、現代の生活に伝統文化を融合させ可愛らしい記念品などを作っているアトリエの主催者姆恩‧馬邵が4回に分けてそれぞれ卓上織機を使っての織物やカード織、藤細工、竹細工を指導、オリジナル作品を制作できる体験イベントもあります。
今年度4回のイベントはいずれも部落音楽会が午後2時30分から3時50分、伝統文化体験は午後1時30分から。
3月12日午後はAD楽団、峡谷二重唱、峡谷楽舞文化芸術交流協会による演出に加え、伝統文化体験は卓上織物機を用意、都姆恩‧馬邵がタロコ族伝統工芸を紹介、当日参加者は自分だけのオリジナルミサンガを作成できます。
3月12日午後は是非タロコ台地(ビジターセンター脇広場)でタロコ族の音楽や踊りを通して伝統文化をより身近に感じてください。参加無料。「伝統文化体験」は毎回定員20名、開催の二日前まで(03)8621100内線806劉で予約を受け付けています。こぞってご応募お待ちしております。