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匯徳遊歩道

2024年4月3日の地震およびその後の連続台風の影響で甚大な被害を受けたため、現在閉鎖中です。

遊歩道概要
匯徳遊歩道の入口は匯徳トンネル北側出口附近にあります。遊歩道は匯徳トンネルが開通する前まで蘇花公路として使用されていた旧道の一部につくられました。道幅は広く太平洋の大海原と清錐断崖の絶景を見るには絶好のスポットになっています。折り返し地点に近づくにつれ広い太平洋と切り立った絶壁が視界いっぱいに広がってきます。また北迴線の列車が石公渓を挟んだ清水トンネルと崇徳トンネルの間を走りぬけるのを見下ろすこともできます。
 
展望台から南を見ると崇徳遊歩道一帯の断崖と崇徳扇状地が広がり、北にはすぐそばに石公渓北側の断崖がそそり立ちます。陸近くの海面では海水が境界線を引いたように青と白に別れる光景も、青一面の海とは違った趣きがあります。
 
遊歩道の脇に設けられた転落防止ガードはトンネルを掘った際に廃材となった石を積んで造ったものです。
 
地質と地形
清水断崖は水平距離にして21kmつづきます。海面から標高2408mの清水山の山頂に向けて、ほぼ垂直に突き出るように険しく聳え立つ高さ800mを越す断崖絶壁はまさに圧巻です。
清水断崖を構成しているのは主に緑色片岩、片麻岩、大理石で、これらの岩石は組織が緻密で風化による崩落が起きにくいことからほぼ垂直に聳え立つ壮大な地形が生まれ、何千万年後の今日も台湾の東海岸で私たちの目の前にその姿を見せているのだと考えられています。
蘇花海岸の辺りはプレート同士の衝突と沈みこみの繰り返し、それに山と海の接合地帯であることなどの条件がそろって絶壁断崖、三角洲、渓谷、海岸などの地形景観が形成されたといえるでしょう。
 
自然環境
匯徳遊歩道の沿線は山側は土層厚で広葉樹が良く茂り、清水断崖上では希少な樹林を形成して道行く人に日陰を作っています。一方、海側の崖は土層が薄くて日あたりが良く、タイワンヤマフヨウ、エンフボクなどが所々に自生し、秋にタイワンヤマフヨウが満開になると、淡いピンクの花が青い海面に映えてとてもきれいです。