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歴史文化探索の旅

 2024年4月3日の強い地震の後、タロコ国立公園内の峡谷エリアの遊歩道と景観スポットは大きな損傷を受け現在復旧作業が進行中です。現在一般開放しているエリアと施設は以下の通りです:
  • タロコ台地及びビジターセンター:最新の公園内の情報を提供、ショートフィルム鑑賞や特別展示あり。台地遊歩道は動植物、昆虫の観察に最適。
  • 天祥:天祥ビジターセンター、タピト遊歩道、祥徳寺など一部の遊歩道で野生動物などの自然観察ができます。タロコ族の歴史の紹介もあります。
  • 緑水レクリエーションエリア:2026年2月1日より、緑水遊歩道および緑水文山遊歩道の一部区間を開放します:
    **レベル 1 遊歩道:緑水遊歩道(一部開放):緑水から出発し、小さな吊り橋(約250m地点)まで開放されています。そこから先は通行できないため、元来た道を引き返してください。所要時間: 片道約 15 分 / 往復約 30 分。
    **レベル 3 遊歩道: 緑水文山遊歩道(一部開放):緑水から出発し、**陀優恩(Tuoyuen)**付近(約450m地点)まで開放されています。本ルートは上り坂が多く、体力を要する挑戦的なコースです。出発前に必ずご自身の体力を十分にご確認ください。そこから先は通行できないため、元来た道を引き返してください。所要時間: 片道約 30 分 / 往復約 1 時間。
  • 西寶から西のエリア:西寶集落、洛韶集落、關原周辺、小風口周辺、合歓北峰遊歩道、小奇萊遊歩道、石門山遊歩道、合歓東峰遊歩道、武嶺展望デッキなど休憩したりハイキングしたりできるところがあります。
  • 崇德周辺:清水断崖と太平洋が見どころの有名な景観スポットです。修復工事が終わり、安全性をより考慮してリオープンしました。海風にあたって東部ならではの日の出や月の道をお楽しみください。(2025年7月1日より開放)
  • 同禮部落:タロコ族の集落です。集落の住民とタロコ管理処が一体となって復旧工事を完成させました。体力に自信のある人は挑戦してみてください。タロコ族の文化に触れ生活体験ができます。(2025年7月1日より開放)
  • 山と海の集落プチ旅行:タロコ管理処と周辺集落が推薦するプチ旅行プランです。崇德集落 (崇德ビーチから眺める清水断崖、原住民の工芸品品、料理など)、富世集落(タロコ族文創産業エリア、アジアセメント生態公園等)及び新城旧市街(独特の建築物並び商店、新城堤防等)及び三棧布拉旦集落等。

台8線道路は2024年8月から既に通行可能ですが一部で工事が継続中につき通行規制を行っています。通行できる時間は07:00-08:00、10:00-10:05,12:00-13:00、15:00-15:05、17:00-17:30となります。17:30-18:00はエリア内から出る車両のみ通行できます。夜間は通行止めです。なお路面整備やガードレールの修復が終わっていない箇所があり豪雨や地震の後は、落石の危険を伴うため止むを得ない場合を除いてこの区間に入るのはお勧めしません。

また公園内の施設は修復作業が進行中ですが、地震後は地質が不安定なことから中横公路及び周辺の景観スポット(長春祠、砂卡礑遊步道、燕子口、布洛灣台地、錐麓古道、九曲洞)は工事中につき封鎖しています。封鎖区域には入らないようお願いいたします。また午後になると天候が急変する場合があるため、安全を期して「早めに入って早めに下山」をお勧めします。中横公路の通行規制の時間にもご留意ください。道路状況や通行規制は「公路局168即リアルタイム道路状況」または「幸福公路APP」のアプリなどで確認することができます。

交通手段としては、花蓮バスターミナルまたは新城駅、タロコビジターセンターから台湾好行310番路線のバスをご利用になれます。310番路線はバスターミナルとタロコビジターセンター間を 七星潭を経由して約1時間40分で運行しています。Taipei Metro Easy Card、i‐Pass、i-Cashなどの電子チケットを利用すると2025年10月31まで無料で乗車できます。

その他新城駅-タロコビジターセンター間は太魯閣客運302番路線路線が片道約8分間で運行しています。現在タロコビジターセンター-天祥区間のバスは運行していません。この区間をご利用の際は他の移動手段の確保が必要です。



歴史文化探索の旅 

ビジターセンターから砂卡礑橋まで約1キロメートル。橋のたもとの階段を下りたところがスタート地点。

ビジターセンターから砂卡礑橋まで約1キロメートル。橋のたもとの階段を下りたところがスタート地点。

■ 所要時間 3 時間
■ 一般向き

プラン案内

**緑水遊歩道(一部開放):緑水から出発し、小さな吊り橋(約250m地点)まで開放されています。そこから先は通行できないため、元来た道を引き返してください。所要時間: 片道約 15 分 / 往復約 30 分。

中部東西横貫公路(台8号線171.5km地点)展示館脇階段→原住民耕地跡→クスノキ林→吊り橋→トンネル→合歓越嶺古道跡→石灰岩壁植物→弔霊碑→右に曲がる→合流キャンプ場→中部東西横貫公路→展示館

ポイント案内

緑水遊歩道は戦前の合歓越嶺道の一部で、途中には原住民耕地跡、クスノキの植林跡、石垣跡、日本人巡査弔霊碑など歴史を物語るものがあり、シマサルスベリ(九芎)、クヌギ(櫟)などの岩生植物がクロツグヤシ(山棕)、カジノキ(構樹)、オオバギ(血桐)、クワノキ(桑)などに混じって観られます。断崖の上から中部東西横貫公路と立霧渓が遥か下方にみえます。また、展示館の左側にはマンサク科のフウノキ(楓香)の並木があり、秋にはほとんどが常緑樹の山に彩りを添えます。

歴史文化探索の旅 砂卡礑ハイキングコースの旅(所要時間2~4時間)(閉鎖中)

ビジターセンターから砂卡礑橋まで約1キロメートル。橋のたもとの階段を下りたところがスタート地点。

ビジターセンターから砂卡礑橋まで約1キロメートル。橋のたもとの階段を下りたところがスタート地点。

■ 所要時間 2~5 時間
■ 一般向き

プラン案内

ビジターセンターから最も近いハイキングコース。砂卡礑橋を渡って左側に駐車場(大型車7台、小型車20台収容可能)がありますが、休日には満車になることが多い為、車はビジターセンター駐車場において歩いて行かれるようお勧めします。ビジターセンターから砂卡礑遊歩道入り口までやく800メートル。

ポイント案内

砂卡礑橋から階段を下りると、大理石の絶壁をくりぬいた半トンネル状の小道が続く。ここは日本統治時代の昭和15年(1940年)に水力発電の資材運搬の為に開かれた道で、渓流の上流には立霧渓から水を送るための大きな水道管(1K+933m)や砂防ダム(3K+28m)、戦後に設置された入山管制哨跡(1K+548m)があります。以前は神秘谷歩道と呼ばれてたが、現在は原住民にちなんで砂卡礑歩道と名前がついている。Skadang(砂卡礑)はタロコ語で「臼歯」のこと。其の由来は昔タロコ人がここに集落を作った時に臼歯が発掘されたとか、臼歯そっくりの岩があったからとかいわれている。砂卡礑流域の集落には巴図(Batto)一族が住んでいた。ハイキングコース沿線の渓流はいつも透き通ったグリーンをしていて、その水と岩の美しさはこの土地の豊かさを象徴している。

太魯閣族は竹や籐を使って籠や器など日常用具を作りました。

砂卡礑橋

2000年11月末から、ビジターセンターを訪れた旅行者は、太魯閣台地西側に開かれた砂卡礑トンネル(長さ870m)を通って中部横貫公路へ出られるようになり、アーチの方へ遠回りする必要がなくなった。トンネルの内部は車道と歩道に別れている。砂卡礑橋(長さ94m)はトンネル出口にあり、砂卡礑渓にかかっている。橋の両側には石彫の獅子が100頭並んでいる。その先には西拉岸トンネル(長さ271m)があり、さらに中部横貫公路の長春祠付近へと続いている。

生態

砂卡礑ハイキングコースは亜熱帯季節風雨林楠榕林帯気候に属し、沿道ではクワ科イチジク属の仲間のハマイヌビワ、コニシイヌビワ、オオバイヌビワ、アコウなどが見られる。これらの植物は気根が発達していて、山肌にしっかり根を張り、枝にイチジク状の実を実らせる。