太平洋を一望する絶景! 太魯閣・大同集落「千里眼山」登山道、震災復旧を経て再開放
大禮・大同集落へ通じる林道、ならびに立霧山登山道の再開に続き、太魯閣国家公園管理処(以下、太管処)は、大同集落上方に位置し、雄大な海景で知られる「千里眼山」登山道の正式再開を発表しました。
大同集落は、台湾原住民族であるタロコ族の集落です。本登山道は2024年4月3日の地震およびその後の二次災害の影響により閉鎖されていましたが、集落住民と太管処の連携により復旧工事および安全強化が完了し、通行可能となりました。
地震・風災からの復興 公園と集落がともに前進
2024年4月3日に花蓮で発生した大地震は、太魯閣国家公園の山岳地帯に深刻な被害をもたらしました。集落への道が遮断され、千里眼山を含む人気登山道も崩落や地形変動により閉鎖されました。
登山者の期待に応えるとともに、集落のエコツーリズム再生を支援するため、太管処と大同集落は連携し、段階的に登山道の整備および危険箇所の補強を実施しました。
千里眼山(標高1,624メートル)は、立霧山・清水大山とあわせて「砂卡礑三雄」と称され、稜線からは太平洋や立霧渓河口を望むことができ、多くの登山愛好者に親しまれています。
震災後の地形変化を踏まえ、路盤損傷箇所の補修を行い、急斜面には集落住民が補助ロープを設置しました。また、目印テープや警戒ロープを増設し、安全性を向上させています。
太管処からのお願い:自然と共生し、安全第一で
立霧山および千里眼山登山道は再開されましたが、地震や風災の影響は依然として山林環境に残っています。
入山前には体力や装備を十分に確認し、岩場・ガレ場・急斜面では必ず目印や設置ロープに従って行動してください。崩落の危険がある区域へは立ち入らないようお願いいたします。
千里眼山の再開放は、大禮・大同山域復旧の新たな節目となります。228平和記念日連休には、ぜひ大禮・大同集落を訪れ、地域文化に触れながら、太魯閣の力強い再生を体感してください。