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元旦連休中に違反行為が多発 太魯閣国家公園管理処、国家公園における山林への敬意ある行動を呼びかけ

 2026年の元旦連休期間中、園区内では多くの違反行為が確認されました。雪景色を目当てに、武嶺(ウーリン)周辺の山壁を違法に登る行為が発生したほか、武嶺駐車場では炊事行為に関する違反通報が計5件寄せられました。通報を受けた太魯閣国家公園管理処および保安警察第七総隊合歓山小隊は、直ちに現場へ人員を派遣し、違反が確認された案件については法令に基づき処罰を行います。

 

 2025年を振り返ると、太魯閣は環境復原という課題に向き合うと同時に、9月から「太魯閣国家公園区域内における禁止事項」の罰金基準を引き上げました。この法令改正は、生態秩序を守る国家公園の強い決意を示すものです。太魯閣国家公園管理処および保安警察第七総隊第九大隊の統計によると、昨年の違反多発地点は依然として合歓山エリアに集中しており、主な内容は違法駐車、生態保護区への無断侵入、花火の打ち上げや炊事など、環境を損なう行為でした。

 

太魯閣国家公園管理処は、2026年において合歓山エリアの混乱行為および違法入園に対する取締りを一層強化することを明言し、新しい一年を「山林を尊重する行動」から始めるよう来園者に呼びかけています。

 

昨年、台風の影響による休園期間中にも、違法に入山する登山者が見られ、法令違反であるだけでなく、救難資源を大きく消耗させました。また、武嶺や昆陽といった人気スポットでは、SNSでの注目を目的に、花火の違法使用、山壁への登攀、無断でのテント設営や炊事、さらには発電機を持ち込みパソコンを組み立てたり、麻雀をしたり、ドリフト走行やタイヤ焼きなど他の来園者に影響を及ぼす行為も確認されました。これらの行為は、科技執法(テクノロジーを活用した取締り)や市民からの通報により摘発され、最高で新台湾ドル3,000元の罰金が科されています。昨年9月5日に新制度が施行されて以降、違法駐車、花火・爆竹の使用、バーベキュー等に対する最低罰金額も引き上げられました。

 

太魯閣国家公園管理処は、高山生態系は極めて脆弱であり、わずかな人為的干渉でも回復不可能な損害を与える可能性があると重ねて強調しています。罰金額の引き上げは処罰そのものを目的とするのではなく、自然環境に対する正しい認識と敬意を育むためのものです。また、多くの外国人観光客も国家公園を訪れることから、来園者のマナーは国のイメージにも直結します。

 

2026年に向けて、太魯閣国家公園管理処は「時間帯を問わない取締り体制」を徹底し、警察および関係機関と連携して園区域内管理を強化していきます。森林法、廃棄物処理法、公共危険に該当する事案については、関係主管機関へ移送し、法に基づき処理されます。特に合歓山エリアの違反行為については、引き続き重点的に取締りを行い、高山環境の秩序を確保します。

 

太魯閣を訪れる予定の皆さまには、事前に交通規制時間や登山道の開放状況を確認し、生態保護区に入る際は必ず許可を取得し、山のマナーを守るようお願いいたします。自然の景観は国民全体の大切な財産であり、個人が自由勝手に振る舞っていい場ではありません。太魯閣の壮大な景観を楽しむと同時に、自発的に法令を遵守し、この貴重な山林環境を共に守り、思いがけない違反通知が旅の後悔とならないよう心がけてください。