国立公園登山スクール探索活動 心身障害者の学生が自然を探索、思い出に残る体験
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タロコ国立公園登山スクールは四月初め花蓮地域の心身障害者の青少年を対象に自然探索活動を企画、これら普段野外に出る機会の少ない子供たちに自然探索を経験してもらいました。
今回の企画は太魯閣国立公園管理處のインタープリターと光合成戸外探索スクールのコーチの引率のもと、花崗中学、美崙中学から聴覚障害と軽度知的障害の学生と彼らをサポートするボランティアのクラスメート及び学校の先生合計十五名が参加しました。一泊二日の活動では、インタープリターの案内で緑水文山遊歩道をハイキングして、山の中にある族陀優恩(Toyon)というタロコ族の部落跡を訪ね、昔の人々の生活や歴史文化を探索しました。又今回の活動では学生達はグループごとに決められた予算内で食糧を買い、自分達で登山用コンロを使い野外炊事をすることも要求されました。カリキュラムの中にはコーチの指導による木登り体験もあり、大木の視野から世界を眺めたりしましたが、一番特別だったのは、明かりのない暗闇の野外で一時間独りになるという体験でしょう。
夜独りになるというのは普通の人には、漆黒の暗闇で目は使えなくても、聴覚によって周りの空間や環境を感じることができますが、聴覚障害者には真っ暗な中で何も聴こえないという体験はとても印象深かったようです。先生方のサポートのもと、聴覚障害の子供達は暗闇で音のない世界を体験、普通の学生は音が聴こえる幸せを認識しました。
聴覚障害の学生たちは、コーチが手本を見せるとすぐに木登りのテクニックや装置の使い方を難なくマスターしましたが、軽度知的障害の子供には容易なことではありません。彼が一歩ずつ一生懸命頑張ってようやく木の頂上にたどり着いたときにはみんなが拍手を贈りました。インタープリターは、その子が地面に降りた後で、すすんで他のクラスメートや先生が装備をつけるのを手伝っているのを見て、感動したといいます。それに夜の独りぼっちの一時間が終わった後、独りでいたときに口ずさんだ歌を皆に紹介するなど、彼の頑張りと積極的な学習態度は素晴らしいもので、普通の子供達と比べて違うところや足りないところなど少しも感じられず、戸外という環境の中では彼の年相応の純粋さや真っ直ぐなところが自然に表れていました。
太魯閣國立公園管理處は、自然探索活動は、環境教育の一環として子供達に自然に親しむ方法を覚え、大自然に対する視野を開き、環境に関心を持つことを学習し、また心身障害者の学生には活動を通して相互学習と協力する精神を養い、自分に自信をつける上で大いに効果が期待できると語っています。
原文:太魯閣國立公園管理處ニュース
國家公園登山學校探索活動
訳:李俐悅
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